たまねぎは涙をながさず切れるのだ。

『フイナム』をご覧のみなさま、

こんにちは、村松です。

改めて、見返していたら

前回このブログを書いたのは7月…。

気づけばあっという間に10月です。

もうすぐ年末なんて言っている間に

今年も終わってしまいそうです(笑)。

 

 

今回紹介するのは、

『フイナム』でたびたび撮影をお願いしている

写真家・竹中祥平さんの個展です。

 

竹中さんは1987年生まれ。

日本写真専門学校を卒業後、

スタジオ勤務を経て、

写真家・横浪修さんのもとで経験を積み

2015年に独立。

現在は雑誌や広告を中心に活躍されています。

 

ぼくが竹中さんに初めて撮影をお願いしたのは

『フイナム』に入ってから。

入社して間もないころに担当した、

ユニクロのタイアップの撮影です。

スタイリストは檜垣健太郎さん。

 

日本人の若い男女のモデルを起用し、

ふたりの甘酸っぱい関係を表現した

ファッションストーリー。

贅沢にたくさんの写真を使って表現した

ストーリーはやっぱりWEBならでは。

雑誌ではなかなかできないと思います。

 

これまでさまざまなファッションシュートを

担当してきましたが、

特に思い出に残っている記事です。

 

『フイナム』のサイトがリニューアルする前に

つくった記事なので、スマホじゃなくて、

ぜひPCで見て欲しい…!

 

www.houyhnhnm.jp

 

内容が逸れましたが、、

10月6日(土)から竹中さんの

写真展が開かれます。そのタイトルは、

「たまねぎは涙をながさず切れるのだ 。」

 

このブログのタイトルを見て、

何のこと? って思ったかたもいるかもしれません。

この文章、とても強くてどこか印象的ですね。

 

下の写真は展示される作品の一部です。

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竹中さんは

写真の世界に魅了され、光を追いかけるうちに

日常が少し違って見え始めたという経験と、

ほんの少しの工夫で涙を流さずにたまねぎは切れる、

という事実がどこかしら似ていると感じたそう。

今回展示される約30点には、

見つめ方を少し変えるだけで世界は

こんなにも違って見えるのだ、

というメッセージが込められています。

開催に合わせて、400部限定の

写真集(¥3,600+TAX)も発売されます。

 

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竹中祥平写真展

「たまねぎは涙をながさず切れるのだ。」

会期:10月6日(土)〜14日(日)

時間:12:00〜19:00

場所:BOOK AND SONS 1F&2F

住所:東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番

入場無料

http://shoheitakenaka.com/

 

ファッション写真とは異なる、

どこか見入ってしまう美しく強い写真の数々。

紹介した写真をみただけでも

竹中さん自身を感じさせる

どこか優しくウイットのきいた雰囲気を

感じ取ることができます。

 

気になるかたは

ぜひ写真展で直接確かめてみて下さい。

 

編集:村松