「YOHJI YAMAMOTO / モード写真」展
『フイナム』をご覧のみなさま、こんにちは。
編集部の村松です。
昨日はクリスマスでしたね。僕はいっさい予定がなく、
街の喧騒から離れて、会社で淡々と仕事をしていました…(笑)。
話は変わりますが、
先日、代官山ヒルサイドフォーラムで行われている
「YOHJI YAMAMOTO / モード写真」展に行ってきました。
僕にとってヨウジヤマモトは思い出深いブランドのひとつ。
僕の持っている言葉ではまだまだ上手く表現できないけど、山本耀司さんの服は、
ひとの心に感情を呼び起こしてくれる、情緒溢れる独特なものだと思います。
1980年代や90年代のコレクションは、いま写真を見てもモダン。
かつてこのブランドと仕事ができたことを誇りに思っています。
この展覧会では、ヨウジヤマモトの80年代から最近の
コレクションカタログ、オリジナルプリント、ポスターなど、
エディトリアル作品を中心に観ることができます。
僕の一番の目的は、コレクションカタログを観ることでした。
ニック・ナイトやデヴィッド・シムズ、ピーター・リンドバーグ、
イネス・ヴァン・ラムスウィールド&ヴィノード・マタディンなど、
今では考えられないような錚々たる写真家をシーズンごとに起用し、
彼らの写真がよりダイナミックに美しく見えるよう、
装丁にもこだわって作られています。
会場は撮影が許可されていたので、
カタログのビジュアルをいくつか紹介します。
こちらはデヴィッド・シムズ、山本豊、ピーター・リンドバーグなどの
オリジナルプリントが展示さてれいるスペース。
会場の最後のフロアには、
壁一面を使って大小さまざまなポスターが貼られていました。
この展覧会は、1月15日(日)まで。
多くのファッションが好きなひと、
多くのファッションを志すひとに観てほしい企画です。
年末年始、時間のある人は足を運んでみてはいかがですか。
村松 諒