久しぶりに買った写真集。
『フイナム』をご覧のみなさま、こんばんは。村松です。
編集部は、雑誌『フイナム・アンプラグド』が校了間近。
長期戦だった編集作業がやっと終わると思うだけで、気持ちがほっとします。
発売日は3月24日(金)。
そんな状況なので、このブログもなかなか更新されませんが、
せっかくなので前回に続いて書こうと思います。
つい先日、久しぶりに写真集を購入しました。
2月の「SHOPPING ADDICT」で紹介した〈クレプスキュール〉の一冊です。
買った理由は、ぼくがよく仕事をお願いする写真家の松本直也さんと
スタイリストの檜垣健太郎さんが作ったというのもあるけど、
ここに載っている写真を眺めていると、
どこか心があたたかい気持ちになるから。
名だたる写真家がつくったものよりも距離感が近いというか。
今回は「SHOPPING ADDICT」であまり載せられなかった
中ページを中心に紹介します。
装丁はなにもない無地だけど、なんとも言いづらい独特な色使いが印象的。
ぼくが買ったブルーのほかに、3色あります。
被写体は、友達やその家族。
〈クレプスキュール〉の服を着て、
はしゃいでいたり、笑っていたりする姿が印象的。
前書きやキャプションといった文章はなにもないけど、
その場の雰囲気が数々の写真からよく伝わってきます。
写真の余韻が残るように、
余白を大胆に使った米山菜津子さんのブックデザインも素敵です。
値段は3,800円。
本屋やオンラインでは売っていないので、写真集が気になるかたは、
オーバーリバーに問い合わせてみてください。
村松 諒