映画『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』

『フイナム』をご覧のみなさま、

こんばんは。村松です。

12月1日は忘年会「HOUYHNHNM YEAR END PARTY」でした。

普段なかなか会えないかたとも

お話できたり、声を掛けてもらったり、

本当にたくさんの方々に支えられていると実感しました。

来て下さった皆さま、ありがとうございました。

 

 

今回のブログでは

先日、試写で観た映画『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』を紹介します。

 

この映画はドリス本人に迫ったドキュメンタリー。

2014年9月から2016年1月までを密着し、

ショーの舞台裏を始め、服の製作過程からプライベートまで紹介。

特にいま、ファッションを続けるのが難しい時代のなかで、

資本提供を受けることなく、

誠実にクリエーションを行っているのが伝わってくる内容です。

 


映画『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』予告

 

ファッションデザイナーの

ドキュメンタリー映画というと2014年に公開された、

ラフ・シモンズの『ディオールと私』が記憶に新しいですね。

ラフが初めて手がけるオートクチュールを題材に、

通常より短い時間のなかで作らなければいけない、彼にのしかかる重圧や、

それをサポートするディオールの優れたアトリエチームに迫った映画でした。

 

ドリス・ヴァン・ノッテンの映画は、

クリエーションはもちろんですが、

とくにプライベートな部分が印象的。

アントワープ郊外の自宅での様子など、

パートナーとの生活がしっかり捉えられていて、

ドリス本人の人柄がとてもよく伝わってきます。

 

個人的な話ですが、

3年から4年前に渋谷のトゥモローランド

ドリス ヴァン ノッテンのセットアップを購入しました。

ネイビーのカジュアルなスーツで、

少し長めの丈でやや大きめのラペルがついた

ジャケットが気に入っています。

先日、友だちの結婚パーティーに着ていったときに

やっぱり良いものは時間が経っても

古びないと改めて実感。

 

正直なところ、ドリス ヴァン ノッテンの服は

なかなか気軽に手の出せるものではないと思います。

だけど、映画を観て、そこには相応の理由があることが分かったし、

このブランドに対しての思い入れがより強くなりました。

映画は来年1月13日(土)から公開。

ファッションが好きなひとにぜひ観て欲しい一本です。

 

f:id:hynm:20171203174527j:plain

 

dries-movie.com

 

編集:村松