NATURE DANGER GANG、ウルトラヘヴン、ブレードランナー。

フイナム編集部の長嶋です。

今更紹介する必要もないと思うのですが、NATURE DANGER GANG が良いです。

説明するより見てほしい類のやつなので、以下どうぞ。


奇抜なんですが、ポップミュージックとして、エンターテイメントとして、キッチリ成立していて楽しい気持ちになれます。ググってディグってみてください。いろいろ出てきておもしろいです。




きっとあなたも言いたくなる。ダンスのような筋トレ!筋トレのようなダンス!」
ササミと赤身のくだり、笑いました。この映像のディレクターは、普段は大手スーパーとか飲料水のCMをつくっている広告会社のすごい人です。


この映像にも共通した(?)サイケデリックな感覚を味わえる漫画があります。小池桂一の『ウルトラヘヴン』です。

matome.naver.jp

だいぶ危ない煽られ方をしてますが、まさに唯一無二の表現手法。

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舞台は薬物使用が合法になった世界。瞑想やドラッグなどが日常的に行われ、バーでは「ポンプ」と呼ばれる注射型のドラッグが提供されます。

エキセントリックな側面が目を引きますが、この漫画の主題は、脳みその果てしない可能性にあって、
話が進むごとに、脳みそという迷宮の謎に迫っていくかんじがなんともグッときます。


読む迷宮と評される、ボルヘスの伝奇集は僕はいまいち入り込めませんでした・・・。修行が足りん・・・。

「伝奇集」はスゴ本: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる






映画ブレードランナーの原作、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』の冒頭にも脳を操作する描写があります。

wired.jp


ムードオルガンという道具が実に便利な代物で、脳に直接作用して、好みの「気分」を味わうことができるのだとか。

ボタン一つで喜んだり、楽しくなったり、気持ちよくなったり、、、ちょっと怖い気もしますね。

たしか映画のほうにもちらっと出てたと思います。


gigazine.net

さて、ブレードランナーの続編は『ブレードランナー2049』に決定したそうで、当然のごとく楽しみにしてます。
全米公開は来年10月だとか。


ようやくこれから公開する映画の話題にたどり着けたので、今日のブログはおしまい。


それでは、また来週。

長嶋


追記:本家i-DにNATURE DANGER GANG が掲載されたそうです。
i-d.vice.com