レクサス「GS F」の試乗会で富士スピードウェイへ。

フイナム編集部員、中田です。

仕事柄、アパレルや飲食関係の展示会やレセプションに行くことが多い我々ですが、今回、遂にその垣根を越え、レクサスさんからご招待で、新モデル「GS F」を試乗しに富士スピードウェイまで行ってきました。向かったのは編集長の小牟田、営業部長の溝口、そして僕という布陣。いずれもレクサスの車に乗るのも、ましてや富士スピードウェイのサーキットで運転するのも人生初。加えて言うなら、車の性能的なことについても多くは語れません。あくまで素人がレクサス「GS F」に乗った感想ということで、以後お見知り置きを。とはいえ、期待は高まるばかり!

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コースはこちら。まず、最初の約10分間は、プロのドライバーの運転に同乗して「GS F」の性能とコースに関するレクチャーを受けました。普通に話しながらとはいえ、ここはサーキット。平均120kmオーバーで走行しながの会話は左から入って右に抜けていくわけで。しかも後部座席に座っていたので、コーナーを曲がるたびに体が左右上下に振られるわで終始緊張しまくり。ふと「絶対に笑ってはいけない警察24時!!」のおばちゃん2人を思い出してしまいました。

それでは、早速実践編。まず「GS F」の説明を少々。外装はこちらです。

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そもそも、レクサスのFモデルと言えば、2007年の「IS F」が初号機。日常からサーキットまで、誰もが走りを堪能できるスーパースポーツセダンとしてその名を広めたわけですが、日本では2014年5月に販売を終了してしまったそう。で、約8年ぶりに復活したのが、この「GS F」です。基本的な構成要素は平たく言ってしまえばクーペモデルの「RC F」と同じで、V8 5.0リッターエンジン、そして8速ATの「8-Speed SPDS(8速スポーツダイレクトシフト)」もまた同様です。つまり行き帰りの道中は快適に。そしてサーキット走行は本格的に。"スポーツ"と"快適"という相反する要素を見事に両立させた、未知なる可能性を秘めた車と言えます。ちなみにGSの由来は、Grand Sedan。

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写真だとわかりづらいですが、フロントシートには、アスリートのボディスーツをモチーフとしたスポーティなデザインと、高いホールド性を実現した表皮一体発泡成型によるハイバックスポーツシートを採用。リアシートは特徴的な縫製とステッチはそのままに、フロントのハイバックスポーツシートと共通イメージの専用シートにしています。そして本革ステアリングは、サーキット走行を繰り返し行ったテストドライバーの評価により、理想的な太さとグリップ感を実現。大型のパドルシフトは、操舵時においてもステアリングから手を離すことなく操作が可能です。

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実際に走行してみて

走りのパフォーマンスは、ただただ圧巻の一言。コーナリングでの車体の安定性はもちろん、約1.5kmある直線距離に入ってアクセルをベタ踏みしてからの加速は、ハイブリッドらしい静かで滑らかな走りが得られるだけでなく、エンジンとモーターを使ったときの豪快で切れ目なく加速していく感じは、心地良いと言えるものでした。初めて240km/hを超えるスピードを出しましたが、さらに加速していくようなイメージがありました。そして忘れてはならないのがブレーキ。240km/hからのブレーキに少々恐怖心はありましたが、全く動揺を感じませんでした。力の入れ具合に比例してブレーキがかかるというか、とにかくこれもまた心地良いブレーキ感でした。あれ、運転上手くなったかも!? と錯覚するぐらい余裕をもってコントロールできる車でした。


というわけで、無事試乗を終えたフイナムチーム。レクサスさん、お誘いありがとうございました!


GS Fのことをさらに知りたい方はコチラから!
lexus.jp