海抜5mからの圧倒的な存在感。

こんにちは、中田です。

前回の「ソロキャンプ」に続いて、今回撮影で訪れたのは浅草からほど近い墨田区押上。目的は「カヤックツアー」でした。

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今回のストーリーはざっとこんな感じ。

都心からクルマをはしらせること30分。車窓に映るのは近代的なスカイツリー。そしてフイナムツーリングクラブの一行が到着したのは、今回お世話になる都心唯一のパドルスポーツ専門店「PADDLE QUEST」。早速お店に入り、カヌーやカヤック、パドルといったギアを眺めながら店主と挨拶をかわす。一同は店主が話す、今回のツアールートをはじめ、下町を巡る水路の歴史やカヤックの醍醐味、魅力に耳を傾ける。

お店の向かいの倉庫を開け、クルマにカヤックを積み込んでいく。でも周囲は建物だらけ。そんな非日常的な環境の後押しもあり、みな歓喜の表情を浮かべる。さぁいよいよ出発、副部長がセルをまわし、カヤックを載せたクルマが水路へと走り出す。

大島小松川公園の気持ちいい土手が川と一緒に都心へと続いていくのが見える。クルマからカヤックを下ろし、水辺へ運ぶ。ゆっくりと着水させて、2人1組でカヤックへと乗り込んでいく。テンションはすでにMAX。これからはじまる冒険への期待を物語るようにみんなから満面の笑みがこぼれる。

いざ、東京水路へ。カヤックが列をなして水面をはしる。呼吸を合わせて、パドルを漕ぐ、漕ぐ、漕ぐ。 橋の下を潜り抜けると、そこには普段見ることの出来ない景色が広がっていた。いつもとは違う目線で東京って街を眺めていることに気づかされる瞬間。

近代的な建物と昔ながらの風情が織りまざる景色を眺めながら進む。東京水路の名所、東京のパナマ運河と呼ばれる扇橋閘門へ。高低差5m水位を水門で昇降し、門から滴り落ちる滝ような水の迫力に一同感動。北十間川に映る逆さスカイツリークローバー橋、東京水路の名所をはしり情緒あふれる下町・東京を感じながら、都会での新たなアクティビティを愉しむ。

これにてカヤックツアーは終了。下町の歴史を紐解く東京水路。江戸時代、千葉から醤油を運ぶのに活用した東京水路を巡り、下町情緒あふれる風情を水面から眺める。歴史と文化を感じながらの非日常の体験がそこにあった。

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上の写真は、ツアー中の一コマ。この後、スカイツリーの真横まで行きました。海抜5mからスカイツリーの存在感たるや。全11kmと初心者にはハードなルートでしたが、そのぶん達成感と満足感もひとしお。家族で体験するもよし(子供は大喜び)、デートで使うもよし。しかも手頃な値段で! 詳しくは、12月上旬に公開予定の記事をチェックしてみてください。