ポール・スミスの新作をひと足早く紹介。
こんばんわ、村松です。
11月は次のシーズン(2017春夏)に向けた
メディア向けの展示会がたくさんのブランドで行われています。
『フイナム』では、スケジュールが合うかぎり、
展示会は編集部員みんなで行くようにしています。
数が多い日は、午前中から夕方までずっと展示会回り。
先日も雪が降るなか、みんなで行ってきました。
その中からポール・スミスの新作をひと足早く紹介します。
まず目に飛び込んできたのが、鮮やかなストライプ。
人のこころをドキッとさせてくれるような、
良い意味で期待を裏切ってくれるのはポール・スミスならでは。
モノトーンのジャケットとパンツに、写真のニットを合わせたら
洒落たコーディネートができそう。
今回は、ポールさんがティーンエイジャーだった、
1960年代のウエストロンドンに多く暮らしていたという
カリブ系の移民からヒントを得ているそうです。
この鮮やかなストライプを見たとき、
グラスゴー出身のアーティスト、ジム・ランビーの
ビニールテープを使った作品を思い出しました。
いまでも8年前に原美術館で行われた展覧会が記憶に残っています。
続いて紹介するのは、花のデザインが愛らしいジャケット。
一見、プリントのようにも見えますが、実は刺繍なんです。
人のこころになにかを訴えかけるような、
ポールさんらしい遊び心が表現されています。
ウィメンズのコレクションには、こんなウォレットも。
花のイラストを使いながら、
派手さを抑えた絶妙なバランスでデザインされています。
女性ものですが、ちょっと欲しいなって思いました。
1月の「ショッピングアディクト」で紹介しようかな。
みなさんもポール・スミスの来シーズンに注目してみてください。