『この世界の片隅に』を見ました。余韻が、、、

フイナムブログをご覧の皆様こんにちは、石井です。
 
各所で話題の映画『この世界の片隅に』、皆さんはもうご覧になりましたか?
ライムス宇多丸さんや岡田斗司夫さん等々、コアな映画ウォッチャーからも軒並み大絶賛のこの作品、上映館数の少な過ぎ問題もあってなかなか機会に恵まれませんでしたが、ようやく先週見に行けました。
f:id:hynm:20161127200002j:plain
結論から言うと、間違いなく傑作ですね。

ネタバレを避けて簡単に説明すると、第二次世界大戦時の広島と呉を舞台に、
普通の女性の日常を淡々と描いた作品です。
過酷な状況下においても前向きに、小さな幸せを見つけながら暮らす様を丁寧に描写しています。

いわゆる戦争モノって悲惨な部分のみをフォーカスした作品が多いけど、これはそうじゃありません。
戦争モノなのに全編通して笑えるところも多いし。
ただそれが却って残酷さを浮き彫りにしているというか。だから余計に怖かったり。
ラストのカタルシスがまた何とも言えなくて、、、
とりあえず見終わった後の余韻がもう大変です。まだ何か引きづってます。

アニメに限らず、今年の邦画ベストじゃないですか? 絶対に劇場で見てもらいたい作品です。
それと岡田さんも言ってましたが、もし見るなら最後まで泣かずに見通すことをお勧めします。
 
さっきコトリンゴさんが歌った主題歌『みぎてのうた』の歌詞を改めてみたんですけど、
色々とフィードバックしてヤバイです。映画見た人はこの歌詞も必ずみてほしい。強烈なので。
※作詞は原作のこうの史代さんと監督の片渕須直さんです
 
www.youtube.com
宮崎駿さんと押井守さんの感想が聞いてみたいな。

しかし今年は『君の名は。』しかり『聲の形』しかり、アニメ映画の当たり年でしたね。
いやー、熱い一年でした。