アーヴィング・ペン回顧展。
こんばんは。村松です。
パリから帰国して早々
インフルエンザにかかっていました。
今年は特に流行しているので、
みなさん本当に気をつけて下さい。
今回はパリ滞在中に訪れた、
写真家アーヴィング・ペンの回顧展の模様を紹介します。
この回顧展は、彼の誕生100周年を記念して、
パリ中心部にあるグラン・パレ国立ギャラリーで行われています。
ちなみにこのグラン・パレは、
建物が巨大で、同じ建物の別の場所で
Y-3のショーも行われました。
ぼくは展覧会のチケットを持っていなかったので、
朝10時の開場前に行ったのですが、
すでに並んでいる人もちらほら。
会場に入るとチケットを事前購入したひとたちが
先に入っていて、かなり賑わっていました。
会場には、異なる職業のひとたちや著名人を写したポートレート、
『ヴォーグ』のファッション写真、静物、ヌード、花などの作品が、
ジャンルごとに展示されていました。
会場は撮影が許可されていたので、
その一部を紹介します。
Still Life with Watermelon
New York, 1947
The Empty Plate
New York, 1947
Truman Capote
New York,1948
Locomotive Fireman
Londres, 1950
Steel Mill Firefighter
New York, 1951
Marlene Dietrich
New York, 1948
Paris, 1957
Cigarette No.125
New York, 1972
Poppy "Burgundy"
New York, 1968
会場にはアーヴィング・ペンが使っていたカメラや
撮影用の幕も展示されていました。
この回顧展に訪れるまで、
アーヴィング・ペンの写真は
静物の印象がとても強かったのですが、
ポートレートも素敵。
モノクロのシンプルな構図だけど、
それぞれのキャラクターが出ていて
どこか見惚れてしまうというか。
パリに来るまでこの展覧会のことを知らず、
さまざまなジャンルの写真が
まとめて観れると思ってなかったので、
とてもいい機会になりました。
編集:村松 諒