おちんぎんちょうだい/パブリック娘。

こんにちは。長嶋太陽です。

パブリック娘。の新MV「おちんぎんちょうだい」が良いです。

何が良いって、

「ギンギンなおちんぎんちょうだい」

というパンチラインに尽きるのですが。
よくよく聴いてみると20代サラリーマンのセンチメンタルがにじむ、テクニカルなリリックに気づきます。




"最近のヒップホップブームに乗っかってデビュー"したわけではなくて、パブリック娘。は2007年だか2008年だか2009年くらいから、ずっとこういうラップをやってました。
彼らとは大学がいっしょで、中でも文園太郎とは距離が近く、新卒で入社した会社も同じ広告業界だったり。微妙な距離感から横目で見てきたわけです。


誤解を恐れずにいうならば、「信念を持ち、確信犯的にダサい。」となるでしょう。
これ、悪口ではなくて、ある意味もっとも洗練されたかっこよさだと思うんです。
7〜8年前からブレずにやってるってのは、本当にすごい。僕なんてこの8年でどんだけブレてきたんだろう。



何気にメタな表現なんですよね、これ。クールで、シニカルで、最高です。


日本のヒップホップ界隈に追い風が吹いているのは確かなので、これを機にいろんな人の耳に届けば良いと思います。
「初恋とはなんぞや」という曲はtofubeatsがリミックスしてたりもする、普通にいい曲です。ぜひチェックしてみてください。

それでは。