おちんぎんちょうだい/パブリック娘。
こんにちは。長嶋太陽です。
パブリック娘。の新MV「おちんぎんちょうだい」が良いです。
何が良いって、
「ギンギンなおちんぎんちょうだい」
というパンチラインに尽きるのですが。
よくよく聴いてみると20代サラリーマンのセンチメンタルがにじむ、テクニカルなリリックに気づきます。
"最近のヒップホップブームに乗っかってデビュー"したわけではなくて、パブリック娘。は2007年だか2008年だか2009年くらいから、ずっとこういうラップをやってました。
彼らとは大学がいっしょで、中でも文園太郎とは距離が近く、新卒で入社した会社も同じ広告業界だったり。微妙な距離感から横目で見てきたわけです。
誤解を恐れずにいうならば、「信念を持ち、確信犯的にダサい。」となるでしょう。
これ、悪口ではなくて、ある意味もっとも洗練されたかっこよさだと思うんです。
7〜8年前からブレずにやってるってのは、本当にすごい。僕なんてこの8年でどんだけブレてきたんだろう。
パブリック娘。の「おちんぎんちょうだい」のPVが公開されました!僕が監督編集撮影やりました。お金が無いので世界中の無料素材を駆使しして作ってます、観てね。 https://t.co/sjFIbq1p3e
— DJ文園太郎/パブリック娘。 (@MikanShena) 2016年7月1日
何気にメタな表現なんですよね、これ。クールで、シニカルで、最高です。
日本のヒップホップ界隈に追い風が吹いているのは確かなので、これを機にいろんな人の耳に届けば良いと思います。
「初恋とはなんぞや」という曲はtofubeatsがリミックスしてたりもする、普通にいい曲です。ぜひチェックしてみてください。
それでは。